2018年度第1回定例会文教委員会審査

文教委員会での平成30年度一般会計予算では、特に教育委員会の指導室所管の項目についての審査に時間をかけて審議しました。教員の研修について、第七中学校相談学級が拡大する内容で新たに特例校として始まるはしうち教室についてなど、学校教育についてはしっかりと関心を寄せ、質疑していかなくてはなりません。児童養護施設退所者に対する支援として、家賃を段階的に支援し、地域とのつながりの仕組みもあるステップアップホーム事業など、調布市独自の事業の開始等施策の充実も含めて予算全体には賛成しました。しかし、子どもの貧困問題等を鑑み、スクールソーシャルワーカーの増員や、cap(子どもへの暴力防止プログラム)を実施することで子どもを危険から守ること等まだまだ教育分野でやるべきことは山積です。今後の委員会でもしっかりと質疑をしていきます。

また、陳情2件が付託され、「核兵器禁止条約に議会の賛同を求める陳情」「核兵器禁止条約に日本政府が参加することを求める意見書に関する陳情」を審議しました。世界で唯一の被爆国として条約に賛成することを世界からも望まれており、人類や地球環境にとって核兵器は保有すべきではなく、日本は国際平和に貢献していく立場であるとして両陳情に賛成しました。「核兵器禁止条約に日本政府が参加することを求める意見書」は委員会採択のため、委員会提出意見書として本会議で賛成多数可決となり、国に提出しました。