多摩川河川敷で出初式

1月10日の晴れ渡る青空の下、多摩川左岸河川敷にて、調布市消防団出初式が執り行われました。

市内を走るパレードを終えて、入場する消防車15台。市内15の分団の消防車が、1台ずつゆっくり走行していき、整列。

各種表彰、梯子乗りの睦組演技、部隊操演、消防ポンプ操法、最後に一斉放水。音楽演奏では、妖怪ウオッチの体操を歌って踊って、子ども達は楽しそうでした。

7月26日には富士見町の住宅地に小型飛行機が墜落し、尊い命が失われ、多くの方が被害を受けた大変痛ましく、あってはならない事故が起こってしまいました。現在、原因を調査中という管理者である東京都に対し、飛行場のある市として動向をしっかりと見ていき、考えていかなければなりません。この事故で、地元消防団や住民の協力により消火・救助活動が進んだということです。消防ポンプ車の放水操演訓練をみながら、消防団の皆さんのはたらきについて改めて考えさせられました。

また、いつおきるかわからない災害などに対する日頃からの地元住民の共通理解や話し合いは、非常時には大変重要になります。私たちの生活の安心、安全をみんなで考えられるつながりが求められていますが、防災訓練などへの積極的な参加も、つながりをもつひとつのきっかけになると思います。

今日の出初式では、15台のポンプ車が1度に見られることや、放水などもあり、小さなお子さん連れの家族が多くいらしていました。年の始めに、防災について家族で考えるきっかけになるのではと思いました。