あけましておめでとうございます
美しい初日の出と共に、新しい年があけました。
今年は1日に、家族で布田天神に初詣にいき、新たな1年への希望と願いを込めて参拝をしてきました。木々の多い境内では、毎月1日に行われる手づくり市がひらかれており、ビーズや革、布製のオリジナル小物や作品が並んでいました。その横では、猿回しと可愛い猿が芸を披露していて、今年の干支のお正月を演出してくれました。
布田天神から調布駅へ向かう途中にある、天通り商店街に「ゲゲゲの鬼太郎」のオブジェが点在しています。作者で名誉市民の故・水木しげるさんは、自らの戦争体験から、漫画をとおして平和の大切さを私たちに伝えて下さいました。水木さんの描くキャラクター達が、平和のありがたさを実感させてくれます。
このような穏やかなお正月を迎えることができるということは、ありがたいことです。しかし国では、昨年9月に安保法案を強行採決し、これからの日本の向かう先への不透明さや、問題が尽きません。昨年6月、調布市議会でも、安保法案については賛成反対が真っ二つに分かれ、議席数の13対14で可決し、安保法案を賛成とする意見書を国へ提出しています。このことに対する市民からの怒りや驚き、不安や落胆の声が、市議会にも多数寄せられています。そして他にも、暮らしを見渡せば、介護、子育て、環境、労働、教育など、本当に考えなければいけない問題が山積みです。平和で暮らしていくことが当たり前になるように、戦争のない世の中を子ども達に渡していけるように、生活者の視点を持ち、活動していきます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。