生き物調査

毎年恒例、定点観測として、かにやまに隣接する深大寺自然広場で生き物調査を実施しました。

開始時間9時半時点で気温は32度。かんかん照りのおひさまの下から木陰に入るととても涼しく、時折気持ちのいい風もふいていました。

なんでも聞ける石川先生と宮地先生のガイドでスタート。気温の上昇も気になりましたが、参加したお子さんたちも親御さんも皆楽しそうに生き物探しをしていました。

私は露に濡れる草むらに、かわいいアマガエルを発見。アマガエルなんて何年ぶりに見ただろうか。。。子どものころは、オタマジャクシからカエルに育てたこともありました。

(そういえば、久しぶりに外に出て活動した気がします。。いけませんね、健康のためにからだを動かさないと!!(原稿のためだけにからだがあるのではありません!)やはりバランスが必要ですね。)

●調査結果

オオシオカラトンボ、シジミチョウ、キタキチョウ、ツチイナゴの幼虫、オンブバッタ幼虫、オオヨコバイ、ナガサキアゲハ、カブトムシのメス、オス、キリギリス、ばった、カメムシの幼虫、ヒル、ニイニイゼミ、カナブン、アシナガバチ、クモ他、モグラの穴

●採集のポイント

・草と森のような木々の境に生き物は多い。

・飛んでくる方向に前から網で採る、後から採る、落ちてくるのを採る、草や木をがさがさして採る

・蜂は追い払わない。攻撃されていると思い、襲ってくるため気を付ける。毛虫の毛にも注意。払うようにする。毛虫本体が居なくても抜けた毛にも注意が必要。

他に、カブトムシの食された残骸も多く、夜中にはフクロウ(アオバズク)、明け方にはカラスが捕食するそうです。

今年は湧水のあるところには行きませんでした。カラスが群れがおり行く手を阻まれ、断念。近くのホタル飼育地では、4年連続でホタルの鑑賞会が中止になっており、水質に課題があるのではないかということでしたので、担当課に聞いてみたいと思います。

来年もやりますので、草原をのんびりと歩きながら探したり、お子さんの夏休みの自由研究が早々にできちゃう生き物調査に是非ご参加ください!!