2017年第2回調布市議会定例会一般質問

2017年8月26日 19時12分 | カテゴリー: 活動報告

2017年第2回調布市議会定例会一般質問では、大きく2つの質問をしました。

1、調布発、「街路樹等の選定及び管理運営に関する条例」制定について

現在、調布駅前広場の樹木について、新たに市民会議が立ち上げられ、市民と市の合意形成に向けた議論が行われています。そこで改めて、駅前広場から樹木のあり方と調布の環境についての考えを整理するため、街路樹及び公園等市内の樹木に関する植樹計画や植栽、管理運営等についての市の考え方を質問しました。

「街路樹等の選定及び管理運営に関する条例」制定を

先日、街路樹行政の先進地である江戸川区に視察に伺いました。江戸川区街路樹指針「新しい街路樹デザイン」は、街路樹管理の教科書と評価され、全国からも注目されています。この指針は、街路という限られた空間で、健全で美しい街路樹景観を創り出すための植栽基準や樹種リスト、維持管理、病害虫が発生しない環境づくり、土壌環境の改善、区民への協働の方向性と理解に向けた情報発信などが示されています。路線別目標樹形カードに従い、必要に応じて変更、更新を行っています。

管理委託仕様も決まっており、月1回受託者連絡会、街路樹剪定講習会や勉強会を行うことで、職員と業者で確認し管理技術の向上を図っています。

また、区民ボランティアは現在9千人で、355団体306個人がアダプト活動(養子縁組)を行っています。登録をすると活動時に着用する『緑のボランティア』のバンダナが配布されたり、植樹帯に活動を知らせる看板を設置し参加や協力を呼び掛けるなど、ボランティア活動を見える化し、住民理解や積極的な住民参加につなげています。

また、みどりの連続性の創出と周辺のみどりが線でつながる「調布グリーンベルト」として、駅前広場から深大寺への緑の連続性も同時に考えていくことは、調布の特徴を活かすまちづくりとしてもその有効性が高いと考えます。人と生き物の共生できる空間も提供し、都市生態系を街路樹や公園等の市の植栽する全ての樹木の選定から運用、管理までの市の責務などを明らかにして市民と市が共通理解することが必要です。将来に向けてあるべき街路樹像を目指し、調布の環境に合った樹木の種類や、樹形剪定、配置等の検討とそのプロセスを大事にしつつ市民参加を含めた条例制定を含め、指針等の策定を伺いましたが、策定の予定はないということでした。

市民、専門家を入れたあり方検討委員会について

江戸川区はH19年「あり方検討委員会」を経て街路樹指針を策定しています。調布市にも「構造物としての樹木」という取り扱いではなく、生きている植物として環境との調和や共生の観点から管理運営するための条例が必要と考えます。その条例策定のための「あり方検討委員会」の設置を求めました。

多様な意見を集約するためにワークショップ型の検討会について

誰でも参加することが出来、オープンでフラットな場で話せることは、民主主義にかなった議論の手法です。さらにファシリテーターが話し合いのルールや、数だけではない民主的なプロセスも大事にしつつ意見を整理することや、複数回の開催により議論が深まることが期待されます。市民、専門家、職員も入り、一歩進んだワークショップ型の検討会の開催については、実施の考えはないとの答弁でした。

2、義務教育での最低学力を確保するために、小学校教育の充実を

教育の格差、学力の格差が広がり、貧困も大きな課題となっています。義務教育を、「生きる力」として自分の力にしていく為に、どの子もみんな基礎学力をしっかりとつけ卒業するべきです。学力を定着させるために出来ることを考え質問しました。

学校地域コーディネーターの活用について

本来、手や目をかけるべき子どもが増加しています。全ての子どもが義務教育での基礎学力を確保するためには、小学校での教育の充実が必須となります。その為には、学校にかかわる地域の応援団を積極的に活用するべきと考えます。現在、学校地域支援本部は全校に設置されていませんが、その有効性と学校と地域の橋渡し役となる学校地域コーディネーターのさらなる活用や課題に対する見解を伺いました。

「地域の学校サポーター」として地域の人材確保と研修を

学校を地域で支えるための人材確保と、学校を取り巻く現状と課題を理解してもらうための研修の実施や、地域との連携体制の構築について伺いました。