実篤記念館開館30周年記念式典に出席

10月25日は、若葉町にある調布市武者小路実篤記念館開館30周年記念式典に出席しました。

武者小路実篤は、志賀直哉らと雑誌『白樺』を創刊、『友情』『愛と死』『真理先生』などの小説、戯曲、また多くの人生論を著し、一貫して人生の賛美、人間愛を語り続けた…私は直ぐにカボチャを思い出すのですが(笑)あの、カボチャの絵、印象的ですよね。

沢山の方にリクエストされて書いた絵画、書が残されています。
その、個人所蔵の作品をお借りし、特別展『我が家の実篤作品展』が開催されています。一部が12月6日まで、二部が12月12日から来年1月24日までになっています。

詳しくは実篤記念館公式ページ(下記)をご覧ください。http://www.mushakoji.org/schedule/tenji.html#8

式典はお天気もよく、庭園内ではガーデンティーパーティーのようなテーブルセットがおかれ、そこで、売店でも販売されている実篤記念館オリジナルのお菓子をいただきながら、お庭で採れた梅のジュース、お抹茶でおもてなししていただきました。作品を楽しむとともに、思いがけずゆったりした時間を頂きました。

また、館内では、桐朋学園の方の弦楽器による四重奏の素敵なミニコンサートもあり、大好きなバイオリン、チェロの生演奏を聴けて、ちょっと贅沢な時間を頂いたのでした。

ちなみに、仙川の商店街にある和菓子屋さんのカボチャの和菓子が美味しいので、是非一度お試しくださいませ!
ちょうどハロウィーンです、かぼちゃ菓子で和洋折衷、いかがですか?また、市役所1階売店でも、飴などのお菓子が販売されています。

40代で絵筆を取り始めた実篤さん。
私も、全く新しい事をはじめたのが、40代。
何かある…?(笑)!

君は君
我は我也
されど仲よき
(かぼちゃとたまねぎの絵)

共に咲く
喜び
(バラの絵)

この道より
我を生かす道なし
この道を歩く
(山の絵)

人をいじめることなく、人を活かすことが大切だとおっしゃっていたと聞きました。
ああ、だから、沢山の人の心をつかみ、長く愛されるのだろう。

このような素敵な記念館が、わがまち調布にあることを、嬉しく思います。また、夏休みなどに行われる子どもの向けの企画も沢山あり、いろいろ工夫されていると思います。

小中学校から配布されますので、保護者方は是非チェックしてみて下さいませ。